（店長）
先日の春の嵐のあと、なんとなくツバメがやってくるような予感がして、毎晩、毎朝、窓から外を眺めていました。
そして今朝もいつものように、朝起きてカーテンを開けて外を眺めていると、ほどなくして家の前を数羽のツバメが舞い始め、「やっときたよー」と思わず家中に叫んでしまいました。
昨年よりも3週間ほど遅い訪問。
あまりに遅いので、今年はもう来ないだろうなぁ、と半ば諦めていたのです。
だからあの美しい燕尾服が宙を舞う姿に、心踊るものがありました。
まだ我が家を巣作りの場所に選んでくれるかどうかわかりませんが、屋根の回りを何度かかすめて飛んでいくので、今年も合格しそうな雰囲気です。
ツバメが来るとやっと春らしさを感じます。
まだ肌寒い日が去りませんが、体中がホッとしたような、なごやかな気分で出勤できました。
東京では町のど真ん中や駅舎の軒先に、人々がすぐ近くを通るのにもおかまいなしに、ツバメが巣を作りますが、秋田市内の街中ではあまり見かけませんね。
ある程度人通りが多くないとツバメは安全（他の天敵を人間が防いでくれる）だとは思わないらしく、秋田市内は人通りよりも車が多いし、虫も少ないしね。
当店の窓の外にツバメが巣を作ったりしたら、もう自分たちが落ち着かなくなってしまうし。
自宅の天王で今年の夏も彼らと過ごせることだけで満足です。
