2015/06/27

男鹿のツバキがテーマのルームフレグランス「かめりあ・ぶろっさむ」


春になると男鹿に咲くヤブツバキをテーマにしたルームフレグランス「かめりあ・ぶろっさむ」が、2015年7月1日に発売されます。

この商品は、秋田県男鹿市から委託を受けて開発した「第25回全国椿サミット男鹿大会記念ルームフレグランス」を基に、パッケージデザインを一新して商品化したもの。
とかく男性的なイメージが強い男鹿ですが、女性の方にも訪れて欲しいという思いをこめて、さわやかで優しい香りをデザインしました。

『かめりあ・ぶろっさむ』は、男鹿の花“ツバキ”をイメージした「偽りのない愛」と「幸せ」を呼ぶルームフレグランス。
待ちこがれた春の訪れを告げ、控えめながらも力強く、真っ赤な花を咲かせる“北限のツバキ”をイメージして調香しました。

香りは、甘すぎない上品なフローラル調。
椿シーズンだけでなく、季節や年齢を問わずお使いいただけます。
香水調なので、スカートの裾やバンツの膝辺りなど衣服につけてもいいですね。

【能登山の椿】
秋田県男鹿市に、ヤブツバキが自生することからその地名となった“椿地区”があります。
椿地区の能登山(ノトヤマ)には毎年4月頃になるとヤブツバキが美しく凛とした姿で咲き、花の赤と葉の緑が生き生きとした春のエネルギーを感じさせてくれます。
能登山の椿は、北限に咲く椿として大正11年に国の天然記念物に指定されました。

【悲しくも美しい恋の伝説】
その昔、越前加賀の国から商い船に乗ってひとりの若者がやってきました。
若者は、村に住むとても美しい娘と恋に落ち、二年後に再び逢うこと、逢ったときには故郷の能登の椿の実を持ってきて見せてあげることを固く約束し、旅立ちました。

村の娘は再会の日を待ちこがれながら二年待ちました。
しかし若者は現れませんでした。
娘は、途中で船が難破して若者が死んでしまったのだろう悲嘆し、三年目のある日、ついにその身を海に投げてしまいました。

若者が村に着いたのは、それからほどなくしてからでした。
若者は悲しみに暮れ、村にある山に約束の椿の実を蒔いたのでした。

その山にはやがて椿の花が咲き、いつしか“能登山”と呼ばれるようになりました。

【香りのタイプ】
香調 : フローラル
トップノート : ベルガモット、グリーンリーフ
ミドルノート : ローズ、サクラ、カシス、スズラン、ジャスミン
ベースノート : ホワイトムスク、ウッディ

【販売について】
価格は 30mL ¥1,620(税込)
2015年7月1日より下記の場所でお買い求めいただけます。

男鹿なまはげ館
あとりえ ふうろ男鹿市商工会館「オガルベ」内)
男鹿市観光協会 男鹿総合観光案内所
パレアンヌ店舗内
パレアンヌ通販サイト