当店の窓は全体的に黒っぽく、西側にあるため午後になると日が当たって外からはほとんど店内が見えません。
外から中が見えないというのは、店としては決して良くないのですが、今までどうしたら店内が見えるようにできるかということばかり考えていました。
先日ふと発想を転換し、外から中が見えないのならば、逆にそれを利用してみようと思いました。
ガラスにちょっと目立つ装飾を施せば、店内が見えなくても店として目立たせることはできるものです。
そこで試験的にバラの花を貼ってみることにしました。
窓のサイズとのバランスから考えて、縦横20センチくらい必要で、そんな大きな屋外用のシールなんて見たことないから、例によって自分で作ることに。
あくまでも試験的なので、保管していた使い残しのマーキングフィルムを使うことに。
まずバラのシルエットを、左右対称に1枚ずつ印刷します。
次にマーキングフィルムをバラの大きさに合わせてカットし、裏に印刷した紙を糊で貼り付けます。
マーキングフィルムの裏はツルツルしているので、できるだけ接着力の強い糊がお勧めです。
次にシルエットの輪郭に沿って、花びらを一枚一枚切り抜きます。
花のような図柄は多少線から外れて切っても、貼り付けたときに形の崩れは目立ちませんから、あまり神経質にキッチリと切らなくても大丈夫。
全部切り抜いて並べると、このようになります。
次に切り抜いたものを窓に貼りますが、このとき最初に左右対称に印刷したもう一枚の紙を、窓の向こう側にマスキングテープなどで貼っておきます。
こうすると花びらを貼る場所がわかりやすくなります。
そして切り抜いたマーキングフィルムをシルエットに合わせて一枚一枚貼っていきます。
そしてできあがったのがこれ。
まぁまぁバラの花のように見えます。
少し離れてみても、大丈夫、バラです。
イメージ通りにできたので、今度は本格的に白バラをすべての窓に貼る予定。
完成したらまたご紹介しますね。